ガラパゴスへよおこそ。
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厳密解は捨てて近似解を求めることと相成った
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さらに怖いのがエマージェンシータイフーンですね。
ドローした瞬間にターン経過だけを変数にできなくなったり、ならなかったり・・・
羅列してマクロで拾ったりする方法も考えましたが、普通に計算する方が楽なようです。
《エマージェンシー・タイフーン》は2ドローと同じ扱いでいいんじゃないかと思うのです。(ドローカードを含めた計算自体が煩雑だという話ならごめんなさい)
まずこの理論の適用範囲の問題。
「序盤」という前提によって相手の妨害が限定されているから「自分のデッキの情報のみをもとにした計算」が意味を持つのであって、中盤以降の「相手のデッキの情報が複雑に絡んでくる状態」はどうしようもない。だから扱えるのは序盤の展開だけということになります。
そこで《エマージェンシー・タイフーン》の「1枚捨てる」という行為が確率計算にどう影響するのかというと、ほとんど影響しないんですよね。例えば後攻3ターン目に《青銅の鎧》と緑マナが必要、後攻2ターン目に《エマージェンシー・タイフーン》と青マナが必要というパターンなら、《青銅の鎧》と緑マナ以外のカードを捨てればいいわけですから、2枚ドローしたのと確率的にはなんら変わらない。
「1枚捨てる」のが効いてくるのは展開が進んで手札が枯渇してる状況ですが、「展開が進んでから」はそもそも確率計算不可能な領域。相手の妨害まで考えるならハンデスによる枯渇もありますが、《解体人形ジェニー》《ロスト・ソウル》を1枚食らう、というくらいならこれも2枚ドローと同じ。《ゴースト・タッチ》を何度も食らうとか、そういう状況になって初めて「1枚捨てる」ことを考慮しましょうということになります。そしてハンデス連打を食らう確率、すなわち似たようなカードを相手が何枚も引き当てる確率はそんなに高くないので、よほどハンデスに特化してデッキでなければそんなものは無視できる、というところまであります。
結局、《エマージェンシー・タイフーン》の「1枚捨てる」ことは「エンジン応用理論」の範囲の問題で、その中でもレアケースでしか顕在化しないものなんですよね。
だからまあ、あとでいいかな、と。
あと「近似解」書いてますが、今のところ
カードA:4枚
カードB:13枚
カードAかつB:2枚
とした時、A,Bが各1枚以上来る確率を「真の解」とすれば、
共通部分「AかつB」の2枚を「Aとしてのみ扱うカード」「Bとしてのみ扱うカード」に分けて
カードA:3枚
カードB:12枚
とした時のA,Bが各1枚以上来る確率を「下限」、
共通部分「AかつB」の2枚を排除して、代わりにAを2枚、Bを2枚追加したとき、すなわち
カードA:6枚
カードB:15枚
とした時のA,Bが各1枚以上来る確率を「上限」として
「下限」≦「真の解」≦「上限」
という方向から考えてます。誤差の問題や、3種類以上の場合はどうするのかなど、問題は山積していますが、参考までに。