ガラパゴスへよおこそ。
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昨日のフェアリーの話。
結局石版がフェアリーライフになったりカターブラが増えたりしてるんですが・・。
ブロッカー要素さえ綺麗に組み込めればいい感じのデッキになる予感。ダンス+ダイブリの爆発力、ダイブリの殴り返し、トラップコミューンによるトリガー防御と確定除去、コートニーによる構築の柔軟性、カターブラの手札サポート、リリアンによる全体除去耐性・・となかなかいい線行ってると思うんですよね。ただ一点欠けているのがブロッカー要素。トラップコミューンしか確定除去がないことを考えても、ビートダウン耐性がなさそうなんですよねえ。実際、ブロッカーに守られた青銅の鎧に殴られ続けただけで焦ったことも。
ブロッカー組むとして何がいいのかなあ、というのが問題。
とにかく青ドローのないデッキなんでシャイニングディフェンスやクイックディフェンスみたいな腐りやすいカードはちょっと困る。マルディスやジャガスター、レミーラも面白そうだけど、同じ理由で採用は難しそう。
どうしようかなあ。。
思いつきと閃きで組んだフェアリー晒します。
Creatures
3x 冒険妖精ポレゴン
2x 薫風妖精コートニー
2x カブラ・カターブラ
4x 天真妖精オチャッピィ
3x 剛勇妖精ピーチ・プリンセス
3x 幻染妖精リリアン
4x 暖氷妖精カオルン
Evo creatures
4x ダイヤモンド・ブリザード
Spells
3x 鼓動する石版
2x 邪魂転生
4x トラップ・コミューン
4x カラフル・ダンス
2x 深緑の魔方陣
カラフルダンス繋がりでごちゃごちゃカード漁ってたらスノーフェアリーになった。
ダイヤモンドブリザードの特徴はその強烈な墓地・マナ回収能力にあるわけですが、ちょっとした問題点がありました。回収効率を上げるために大量の妖精を積むことになり、墓地回収できたはいいけどそれを展開するためのマナもブリザードで吸い上げてしまう、というものです。ビートダウンのサポートにしてもトラップコミューンのリカバリにしても、相手に時間を与えてしまえばその分ダメージを修復されるわけで、好ましいことではありません。
それが最近のカードのおかげでいい感じになってるよーという話。
まずカラフルダンス。こいつの強みのひとつは10枚近い膨大な選択肢の中から墓地に置くカードを選択できること。これは墓地にフェアリーを落としつつマナに非フェアリーを残すことができる、ということを意味します。
・・そう、まさにダイヤモンドブリザードにジャストフィット、というわけです。
これに噛み合うのが暖氷妖精カオルン。ダンスだけでなくブリザードにも反応し、地味ながら素晴らしい働きを見せてくれます。このデッキでは"カブラ・カターブラ"に加え"深緑の魔方陣"ともシナジーを形成、手札からマナチャージをする必要がほとんどなくなるため、実質的なハンドアドバンテージを獲得するキーパーツとなります。
そして豊富なマナをさらに効率良く使うためのカードが"剛勇妖精ピーチ・プリンセス"。2体目のクリーチャーのみを2コスト軽減となかなかクセのある能力で、多くのデッキでは投入が躊躇われる存在です。・・が、このデッキでは光ります、コイツ。1ターン中にクリーチャーを複数展開するなんて日常茶飯事、序盤の「石版→ピーチ→カオルン」なんてのも美しい動きです。スノーフェアリーは特性上1~2マナの軽いクリーチャーを多めに積まないと厳しいのですが、このデッキの場合、ピーチのおかげで3コストの強力なフェアリーを多数採用することに成功しています。上記のカオルンが活きてくるのもこのカードがあってこそ、というわけです。
そんな3コストクリーチャーの一角が"幻染妖精リリアン"。自分以外の緑クリーチャーを+1000する能力はやはり強力。ダイヤモンドブリザードがいるんである程度の全体除去耐性はあるように思われますが、テンポ面でアドバンテージを取られるのが痛いんでやはりリリアンは必要かな、というところです。
不安なのが防御面。とりあえず妖精立てとけばトラップ・コミューンが鬼のような力を発揮するんで、それのトリガーと深緑の魔方陣に頼ってる状態。とはいえ妖精を潰されたらあっさり死ねるわけで、その辺りが今後の課題になりそう。
アイデアの神様が腹抱えて笑ったとかそんな話の続き。
(前回の記事を読んでない方は間違いなく話が分からなくなるんで、ページを見返すことを推奨します。)
ファルシループを組むにあたって焦点になってくるのは、ファルシでどんな呪文を回すか、ってことなんですよね。もちろんトラップ・コミューンは入るんですが、それだけじゃファルシを活かしきれない。少なくとももう1つは、ファルシの相棒たる呪文が必要になってきます。
そこで今回、ファルシの相棒になるスペルは・・
「母なる大地」「母なる紋章」
実は、母なる系を回すというアイデア自体は新しいものではありません。母なる大地はめちゃ強いスペルだ→じゃあファルシで何回も使えないかな、というのは何度か挑戦し・・挫折してきたものです。具体的な問題点としては、「コンボパーツがスペースを埋め尽くし青のドローソースが積めない」「ビートダウンに対して青型以上にもろい」といったあたり。特にコンボデッキとしては安定したハンドを作れないのが致命的でした。キュべラもファルシも邪魂転生も、シナジーを形成していると言えば聞こえはいいですが、結局は相互依存の関係。こいつらが手札に揃ってるうちは強いが、手札を切られると単体での使用が難しいという弱点がモロに露呈されることになります。
このように困難を極める白黒緑ファルシですが、ある2枚のカードの登場によって飛躍的な進化を遂げました。
まず1枚目。
「両断のスカルセドニー」
ファルシループはビートダウンに弱いデッキです。軽量クリーチャーがライトブリンガー(パワーたったの1000)に偏っているため、相手クリーチャーを殴り返せない、というのが大きなマイナスポイントになるためです。青型であれば"アクア・サーファー"、"魂と記憶の盾"、"パルピィ・ゴービー"など対ビートカードがそれなりに存在するのですが、緑にはこのようなカードはほとんどありません。せいぜい"深緑の魔方陣"か"ナチュラル・トラップ"くらい。スクラッパーもサーファーも入らないデッキで魔方陣を打っても意味が薄いですし、ビート対策という点から見ればナチュラル・トラップはサーファーに劣っていると言わざるをえません。
そこでスカルセドニー。相手のクリーチャーを確実に破壊しつつ自分はマナとして後続を手助けするのは非常に強力です・・特に対ジャック・ヴァルディにおいて。レインボーだからジャックでは墓地に送られないんですよね、コイツ。相手がヴァルディ召喚をためらったら次ターンで"ジェニー"、出してきたら殴り返して御の字。エクセレントです。
さらに邪魂の種として高い適性を持っているのも注目すべき。白黒緑というカラーの性質上、中心的なドローは邪魂転生に頼らざるをえません。その邪魂と相性が良い、というのは非常に大きなプラス要素です。相性の良さがマナ増加という形であるのも神ファクター。というのは、次のような理由によります。まず墓地回収にヒドラを採用しているため、大雑把に言えば邪魂の種は種族さえ揃ってれば何であってもそれなりのシナジーを作ります。しかし、ヒドラって重いんですよね。墓地にたくさんクリーチャーを落としたはいいものの、ヒドラが重いせいで大量のアドバンテージも回収が遅くなり結局その価値を下げる、というのは好ましくない構図だと考えます。むしろ墓地に行くカードの一部をマナに配分してやってヒドラを出しやすくしてやるほうが、無駄のない効率的な構図ではないでしょうか。
ところで、スカルセドニーが出る以前はこのスペースに青銅の鎧が居座ってしました。邪魂との絡みだけで言えば、青銅もセドニーと同じことができたからです。ところが、実は青の安定したドローがないデッキにおいての青銅の鎧はちょっと困ったことを引き起こしてくれます。・・それは腐りカードになること。ネクラカラーのデッキは基本的に手札が薄いため、トップデックでどんなカードを引き当てるか?って問題が青ドローがない場合に比べてはるかに重要になります。青ドローが入るデッキなら他の手札のカードorドローカードを使うためのマナを確保する後半も腐りにくいクリーチャーであっても、青なし白黒緑カラーのデッキだと青銅の他に使うべきカードを持っていないことも多く、青銅の鎧様も変なオマケのついたたかがパワー1000のウィニーとしか見なせないわけです。
最後にもう1点、2色クリーチャーであるために母なる紋章との相性がいいという点も美味しいところ。紋章の文明制限は結構な足枷になるんで、こういうメリットはなかなか良い感じです。
2枚目。
「カラフル・ダンス」
クローン・バイス亡き後、転生プログラムの使い勝手の悪さが非常に目立ちました。クローン・バイスが健在であった時でさえちょっと使いにくいかなーと思う節はあったのですが、没後はそれが爆発。呪文を墓地に埋める手段がひとつ減りました。
呪文を墓地に埋めること自体は難しいことではないので、エマージェンシータイフーンなど他のカードで代わりが利きます。ですが、転生プログラムにはそういった類似カードから一線を画すような利点がありました。それは"大量の"呪文を墓地に落とせること。ファルシと併用して大量に墓地に埋めた呪文の中から必要な呪文をピックアップするという、シルバーバレット的戦略が使えることです。
インフェルノゲートがあったせいかモールスがあったせいか知りませんが、デュエルマスターズにおいてカードを大量に墓地に落とすことは容易ではありません。簡単な代替案などありませんでした。・・その当時はこんな、カラフル・ダンスみたいな大量のカードを墓地に埋めるついでにマナも操作できるなんていう奇跡のスペルが出るなどとは思いもよりませんでした。
本題、カラフル・ダンスについてですが、5枚のカードを山札の上からマナに移し、その後5枚のカードをマナから選んで墓地に置く、という気がふれたとしか思えないカード。マナ操作が得意なデッキではマナゾーンを"第二の手札"と称することがありますが、このデッキでは墓地という"第三の手札"まで持っており、そしてこの呪文はその両方に貢献するという馬鹿げた性能を発揮します。(枚数だけで言えば墓地のカードしか増えていませんが、ライトブリンガーのような墓地回収が適するクリーチャーとヒドラのようなマナに埋めて紋章で出すほうが適しているクリーチャーとで分かれていますので、墓地に前者のカードを、マナに後者のカードを振り分ければ墓地とマナの両方を肥やした、と言ってよいでしょう。)
そんなカラフル・ダンスの価値をいっそう押し上げているのは、アンタップ状態でマナにカードが置かれるという点。ダンスを唱えた時にタップしたマナを中心に墓地に置くカードを選べば、マナ・墓地調整をしている間のタイムラグを帳消しにすることができるんですね。実際、ファルシ→何か→カラフルダンス→邪魂転生→墓地に落とした呪文をファルシで回収、なんてのはザラ。邪魂転生のところが母なる紋章に変われば同ターン中にヒドラを立てることも可能。緑型ファルシループの最大の利点はヒドラを早く、かつ少ないリスクで出せることにあるわけですが、このカードはその利点をさらに尖らせているわけです。
以上がキーカードの解説。そして以下がそのデッキの現在の形。デッキテーブルはそのうち・・ね?(
Creatures
4x 予言者キュべラ
4x 予言者ファルシ
4x 両断のスカルセドニー
1x 予言者マリエル
4x 解体人形ジェニー
1x G・A・ペガサス
2x 神門の精霊エールフリート
1x 腐敗聖者ベガ
3x 凶星王ダーク・ヒドラ
1x G・E・レオパルド
1x 魔刻の斬将オルゼキア
Spells
3x 邪魂転生
1x 母なる大地
3x 母なる紋章
3x トラップ・コミューン
2x カラフル・ダンス
2x ナチュラル・トラップ
ファルシ、スカルセドニー、ジェニーをばらまくところからスタート。
邪魂転生、母なる紋章をエンジンにしてクリーチャーを展開、ファルシループも併用してバトルゾーンを制圧したらヒドラとかぺガレオとかを並べて殴りきる。だいたいそんな感じ。
スケルトンバイスが入ってないのはジェニー>スケルトンバイスという結論になったため。邪魂転生・母なる紋章の餌とかその辺の関係でそういう判断になりました。
こうして晒している以上コピーされるのは覚悟の上なんで、興味があれば組んでみてくださいな。コピーしてるのを発見したら布教成功とこっそりガッツポーズしてますんで。あとデッキの動きをすべて文章に落としてるといくら紙があっても足りないんで、回してみていろいろ発見してみるのが一番かなぁと思ったのもあります。
悩みとしては白13枚、緑13枚、黒19枚という色の偏りが一番大きな部分。キーカードが黒に固まってるせいだと思いますけど、それが原因だとすると枚数の減らしようがなかったり。まあ・・ぎりぎりなんとかなりますよね。
トラップ・コミューンの登場前から"いけにえの鎖"でファルシループを回してる昴が来ましたよ。
そんな感じで、今日はファルシループと俺のなれそめから。
元々ファルシループはサファイア・バジュラズメタだったんですよね。
SAだから除去が効きづらい、じゃあスレイヤーブロッカー張っとこうよ。マリエルも強いよね、サファイア、バジュラズの両方をストップできるし。墓地回収にヒドラも入れようか・・って流れからいろいろ発展してファルシループの原型が出来上がったわけです。この地点でなかなか強かったんで俺のお気に入りに。
そして・・あるカードの登場に俺は目を疑いました。
え?なにこれ?トラップコミューン・・?
なに?4マナ?鎖の半分?頭悪いの?死ぬの?
・・実のところ、鎖とは一長一短でした。
まず軽量ライトブリンガーについてなんですが、ただ軽いだけのブリンガーはトラップコミューンの餌以外の用途がほとんどないので非常に腐りやすいんですよね。したがってあんまり数を増やしたくない。するとライトブリンガーは必然的に少なくなるわけで、トラップコミューンを打っても破壊できるのは1、2体が相場でした。でもそれなら1:2交換の鎖の方がどう考えても効率が良いんですよね。ただまあ、トラップコミューンのほうが圧倒的に早い。その辺が鎖と罠コミューンの性質の違いになってくるってわけです。
いろいろ回してみて、最終的に行き着いたのが"転生プログラム"を使ったシステムでした。
2Tファルシ3T転生プログラムで呪文をごっそり落として、その中から必要な呪文をそのままピックする、というもの。運が良ければヒドラなんかが出てきちゃったりして、それだけで勝った気分になれました。実際勝てるし。
このシステムの何に惚れたかっていうと、やはりクローン・バイスとの相性。墓地に落とした呪文の中にクローン・バイスがあることもしばしば、このおかげで簡単に相手の手札を切ることができたんです。これが物凄く強くて、何があっても入るだろと思われていた"スケルトン・バイス"が抜けてしまうほど。
ところが、この転プロファルシループの栄華も長くは続きませんでした。悪魔の大王が舞い降りたのです。その名は「クローンバイス・マリエル殿堂&デルフィン登場」。なんかもう、お前狙ってるだろ、ってくらい痛めつけられた。デルフィンはファルシループにとって出されたら積むレベルのカードだったし、それに対処するためのクローン・バイスまで昇天なさった。マリエルが使えなくなったせいでビートダウンへの耐性も問題になった。
それからもファルシループをいろいろ弄っていたんですが、どうにも納得できるものができない。何より呪文を使う以上デルフィンが足枷になりました。クリーチャーを使ってデルフィンを殺すのはそう難しくないんですが、それならクリーチャーを回すデッキにすればいいわけでファルシの意義が失われてしまうのですよ。何を組むにしても呪文を使うのが避けられない=デルフィンがいる以上無理。ってことになってファルシループは失意のまま中断せざるを得ませんでした。
そして・・今度は神様が舞い降りました。「母なる大地」の殿堂入りです。
デルフィンは母なる大地でコストを踏み倒せたからこそ強かったわけで、その大地が1枚しか入らないとなるとデルフィンは重すぎるカードに成り下がりました。それでも、紋章が入りかつベガあたりがいるデッキではデルフィンを見ることがありましたが、青銅から変換できなくなるだけで相当速度が落ちるため十分対処可能でした。
そんなわけでファルシループが組めるようになり・・
昨日、アイデアの神様が微笑みました。
詳細は次回。
前に言ってたペングカイザーユニバースの話。
案の定ペングカイザーが抜ける(ノ∀`)
というか青自体要らない可能性が濃厚。
ユニバースに必要なパーツがアークセラフィムだけで十分揃ってるんで、白赤2色でも十分いけそうなんですよね。山札調整にはレングストン、小型アタッカーにはマリクス、フェニックスにはアステロイドマインとセイントマザー、ハンデス対策にはパルテノン、といった具合。
悪くはないし、むしろこっちのほうがシャープに動きそうではある。ただ・・どうにも対応力とかタフさに欠ける予感。コンボデッキとしちゃそんなもんかもしれないけど、それは好みに合わないので保留ということで。