ガラパゴスへよおこそ。
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ほんとは構築論を優先すべきなのですが、あまりにも目に付いたので。
《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》対策は、シールドフォースを解除するだけでは不十分です。なぜなら、ギャラクシーを倒す=ゲームに勝つではないから。
当たり前のようで、なぜか議論されないこと。タップして、アンブロッカブルで、強制攻撃で、こうやってシールドを割れるからかつる!ではないのです。「そういう動きができる確率(ハンデス・除去も考慮)」「殴り返しによる戦力減少」「シールドブレイクによる手札の増加」といった諸要素をすべてひっくるめて本当に「有利になっている」のか、「勝利に繋がる」のかを考えるべきであって、1枚のシールドを割る方法論に終始するのは適切ではありません。
・・で、それを考慮すると「シールドフォースを解除する」するという方針は有効でないように思います。4積み+紋章&サインにより容易に2体目以降が降臨し、そのたびに殴り返しやら手札増加やらを招くためです。あ、もちろんシールドを割るという行為が勝ち筋の中で行えるなら別ですけども。
ちなみに、私が考えているのは「数を並べて一斉に殴る」または「ブロックされないフィニッシャーでビートする」の二通り。いずれも「ギャラクシーの不滅能力を腐らせる」という方向の発想です。
もうちょっと書くつもりだったけど面倒になってきたのでこの辺で。
・《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》《母なる大地》《母なる紋章》のシステムに《G・A・ペガサス》《G・E・レオパルド》が合うことに気付いた
・あれ、ペガレオのリンクとか何のメリットもないよ
・そうだ!ドラゴンだから紋章経由で《超神龍アルグロス・クリューソス》に進化できるね!
・ドラゴン、エンジェル・・・《エンドラ・パッピー》でドローの予感!2色→紋章ではじまた!
・あれ、《アルグロス》が他のパーツとシナジーしないよ
・あれれ、《エンドラ・パッピー》が仕事しないよ
・そもそも他の赤色が《ヘリオス》しかないよ
・スペース足りないから《サイン》《ジェニー》のどちらかしか入らないよ
・赤いらないや
・ペガレオのメリット薄いから抜いた方がいいな
・クリーチャーの数を抑えるには《オルゼキア》がいいな
・ドローが薄くなるけど《サイン》《口寄》あたりで問題ないな
・俺は考えるのをやめた
……で、《ギャラクシー》対策相手に多少有利に動けるデッキとしてラルバガチャックを研究してました。
それについて、現状のメモ。
・白青黒ラルバガチャックの出発点は、《ギャラクシー》を意識した「タッパーの白」と「物量の青」、シノビを意識した「ハンデスの黒」により環境にマッチしたビートを組めることにある
・その中で高効率なシステムとして見出されたのが《ラルバギア》と《ガチャック》の組み合わせ
・しかし、《ラルバギア》《ガチャック》の双方ともシノビに弱いため、この地点で地雷耐性にやや問題がある。
・一方、《ギャラクシー》に対する勝利条件は【ガチャックを含めたこちらのクリーチャーがある程度揃っている状態】または【ガチャックはないが、致死量と思われるクリーチャー量が存在する状態】であるのがまず一つ。その上でさらに《ラルバギア》を手札に握っている必要がある。
・クリーチャー数を揃えるには大量ドローが不可欠。必然的に4~5マナ域のカードに目が行くことになるが、先攻《ジェニー》や後攻《ライフ》→《ジェニー》に狙われる。落とされた場合、《オルゼキア》の除去量を越えてクリーチャーを展開するのが困難になる。
・《ラルバギア》所有の条件もこれと同様、ハンデスに弱い。
・畢竟、相手側からの問題はすべてハンデスによって解決されてしまう。同系対策としての《ジェニー》《アドバンテージ》の存在を考えると、これは望ましくない状態。
・原因は「中盤の1枚のドローカードに重点を置きすぎたコンセプト」「ガチャックやラルバギアというコンボ的性格の強いカードの選択」が考えられる。
・結局《ガチャック》《ラルバギア》というシステムを選択したこと自体が間違い。ハンデス耐性のあるシステムを模索しなければならない。
・……ありましたっけ?
・探すしかないよね。うん。
コラムの構想はあるのにキーボードのせいで長い文章書けません。
デッキの解説とかしようと思ったけど断念。
そんなわけでレシピだけ晒しときます。バイス禁止で急遽入ることになったクエイクスタッフあたりに改善の余地が見られますが、どう頑張ってもぎゃらくしーに勝てないデッキを黙々と調整するのも何なのでそのまま公開することにしたのでありました。
Creatures
4x 羅神兵デュアル・又佐
3x 解体人形ジェニー
1x ルナ・スターベース
2x 崇高神ケミカル
3x アクア・サーファー
2x ボルメテウス・武者・ドラゴン
3x アルティメット・影虎・ドラゴン
Spells
4x エナジー・ライト
1x サイバー・ブレイン
1x トリプル・ブレイン
3x デーモン・ハンド
2x 地獄スクラッパー
Cross Gears
1x クエイク・スタッフ
2x 炎刃 ズバット・アクセラー
2x クリムゾン・ライフル
3x 竜装 ザンゲキ・マッハアーマー
Evo Cross Gears
3x エクスプロード・カタストロフィー
《スケルトン・バイス》がプレ殿
《凶星王ダーク・ヒドラ》《バジュラズ・ソウル》が殿堂入りらしいですね。
《スケルトン・バイス》はそもそも1枚しか入れられないカードでしたし、プレ殿昇格によってデッキの根幹部分にダメージがいくことはそうないでしょう。強いて言えば《ロジック・キューブ》との連携プレーができなくなったくらい。
《バジュラズ・ソウル》は(マナ→ボードアド)のコンバーターとしてはトップクラスの対処しにくさをかつては誇っていたものの、ビート環境に加え《獅子幻獣砲》《龍神メタル》《超電磁工兵バ・キーン》と汎用性のあるギア対策、極め付けの《永遠のジャック・ヴァルディ》によって随分と見かけることが少なくなった・・はずなんですが・・。今弾の《アクア・ツバメガエシ》《バザガベルグ・疾風・ドラゴン》に見られるように、クロスギアはコスト踏み倒しが容易な傾向があるため、今後の戦国編のギアサポートに合わせて危険要素を排した、ってところかなと睨んでます。
そして《凶星王ダーク・ヒドラ》。ビート環境では「出してもすぐには場に影響しない6マナクリーチャー」を立てること自体が一苦労ですが、前回の殿堂のこともあって、ひとたび環境が遅くなれば最強クラスのクリーチャーとして君臨する恐れがあります。カードパワー面も見れば殿堂入りも頷けるモノではあるのですが・・なぜ今?という疑問が残るんですよねえ。バジュラズ殿堂のついで・・なんでしょうか・・? ともあれ、かなり幅広いデッキタイプが大幅な見直しを迫られるか、あるいは絶滅するでしょう。種族デッキ全般もそうなんですが、ヒドラを軸にしたループコンボデッキの消滅が危ぶまれます。そういうデッキにとっては代わりの効かない能力ですので、下位互換が出ればいいなーとか思ってます。
■以下、個人的なアレ
・・とりあえずファルシループが崩壊したわけなんですが^^^
《バースト・ショット》は今の速攻には効かないも同然だし、マリエルがない状況で《いけにえの鎖》の8マナまで粘れるかも疑問。・・どーしたもんかな。
ついでに「《邪脚護聖ブレイガー》のセイバー能力は置換能力である」との裁定が出たようで、置換能力は連鎖しないという法則により「ベルフェギウスを破壊する代わりにブレイガーを破壊しますが、グランドクロスが付いてるので破壊する代わりにバトルゾーンに留まります」ってなことができなくなりました。つまりグラクロベルフェ崩☆壊、です。・・どーしたもんかな。
CGIexの公式大会の話。
レギュレーションは通常の殿堂入り・プレミアム殿堂入りカード・コンビ殿堂に加え、以下のカード(引用)がプレミアム殿堂となります。
光文明
《天雷の導師アヴァラルド公》
《光器ペトローバ》
水文明
《氷牙フランツI世》
《バキューム・クロウラー》
闇文明
《停滞の影タイム・トリッパー》
《スナイプ・アルフェラス》
《略奪秘宝ジャギラ》
《龍神ヘヴィ》
《凶星王ダーク・ヒドラ》
《黒神ダーク・インドラ》
火文明
《凶戦士ブレイズ・クロー》
《放浪兵エルジージョ》
《ブレードグレンオー・マックス》
《タイラーのライター》
《炎舞闘士サピエント・アーク》
《バジュラズ・ソウル》
《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》
《ボルメテウス・レッド・ドラグーン》
自然文明
《フェアリー・ギフト》
《囚われのパコネコ》
《密林の総督ハックル・キリンソーヤ》
《クラウド・メイフライ》
《地神エメラルド・ファラオ》
《大勇者「ふたつ牙」》
《霊騎サンダール》
レインボー
《永遠のジャック・ヴァルディ》
《焦土と開拓の天変》
《英知と追撃の宝剣》
このレギュレーションで使用不能になったデッキタイプに注目してみます。
まず「ジャックビート」「牙ビート」「ドリームメイト」「赤単速攻」「緑単速攻」というビート・速攻の大御所が崩されていることが大きく、この地点でコントロールデッキに軍配が上がります。古今東西様々なコントロールデッキが存在しますが、心にとめておくべきは《凶星王ダーク・ヒドラ》が使用不可であること。《母なる大地》《魂と記憶の盾》が殿堂入りした今、ビートダウンという天敵がいない状況での《凶星王ダーク・ヒドラ》は非常に強力なカードです。おそらくその観点から《凶星王ダーク・ヒドラ》が押さえられたのだろうと思われますが、ダークヒドラプレ殿後の「速攻・ビートダウン」「大量墓地回収」の二大要素が弱い環境ではある種類のカードが光ります。
この大会での中心軸、「ハンデス」です。
実はこのレギュレーション、ハンデス要素についてはノータッチです。ビートダウンが弱くなったことでより一層凶悪さを増す《ソウル・アドバンテージ》、そして4マナと軽くマッドネスをすり抜ける可能性すらある《解体人形ジェニー》が大きい。強力ハンデスをいかに対策するか?利用するか?といったことが今大会のポイントになると考えられます。
ハンデス環境での重点を箇条書きにすると
■グッドスタッフ性の向上
ハンデスが強いと特定のカードの組を揃えることが難しくなり、コンボを狙いにくくなります。"シナジー"や"コンボ"自体を否定するわけではないのですが、《龍仙ロマネスク》《回神パロロ》や《邪魂転生》《pigクリーチャー》のように片割れだけでは意味の薄い「相互依存型コンボ」を、特にデッキのエンジン部分に採用するのは非常に危険であると言えます。コンボ要素を組み込むとすれば「単体でもそれなりに意味を成す」かどうかに重点が置かれることになります。
■ヒドラに代わる墓地回収
5色コントロールなら《深塊封魔ゲルネウス》、白青黒が入るなら《ミラー・エッグ》、《ソウル・アドバンテージ》に繋がる《リバース・チャージャー》あたりが強力です。
■ドロー
ビート・速攻が弱体化していることもあり、ドロー多めを推奨します。
■リソースの分散
自分の手札は相手のハンデスの射程圏内。ならバトルゾーンに出してしまえばよいのです。《封魔バーガンティス》《コマンダー・テクノバスター》《雷鳴の守護者ミスト・リエス》や、ジェニーに間に合うマナ域だと《リップ・ウォッピー》《コッコ・ルピア》など。普通は除去された時のアドバンテージ損失やテンポ面を考慮してcipクリーチャーが採用されやすいのですが、ビート・速攻が弱いことによる除去札の減少、テンポ面の重要性の低下を考えるとシステムクリーチャーの存在は無視できないものになると考えられます。
■マッドネスの存在
ハンデスが強いと頭角を現すのがマッドネス。マッドネスといえば提督シリーズですが、「アークセラフィム」と「ドリームメイト」、「グランドデビル」の提督は難しくなっています。制限を喰らっていない種族の提督は《機械提督サウンドシューター》《海王提督ラネーバ・早雲》《炎竜提督ガウスブレイザー》《翔竜提督ザークピッチ》。特に最後二つは個人的に注目株。
これらを踏まえた上で考えられるデッキタイプ。
■ティラノ・ドレイク
有力マッドネス《炎竜提督ガウスブレイザー》と墓地回収カード《竜脈のダンジェン》の存在が非常に大きい。クリーチャーコントロールの性格上、数を並べるだけでフィニッシュが成立することも多く、《覇竜凰ドルザバード》など別口のフィニッシャーが充実していることからも《ボルメテウス・レッド・ドラグーン》の禁止はそこまで響かないでしょう。むしろ弱点となる速攻・ビートダウンが弱まっているため隆盛が期待できるデッキタイプであると言えるのではないでしょうか。
■サバイバー
提督こそ抱えていないものの、《死縛虫グレイブ・ワームγ》《シェル・ファクトリーγ》さえ引けば次に繋がるトップデック力の高さが売り。テンポの悪さも目立ちにくい環境であり、《聖域の守護者フォボス・エレインγ》や《シェル・ファクトリーγ》の銀の弾丸戦略により幅広い選択肢も持ち合わせるという侮りがたい伏兵。
■デス・フェニックス
ジェニーに間に合う「置きドロー」、《リップ・ウォッピー》を持つ有力株。《翔竜提督ザークピッチ》も投入することができ、コンボデッキの中でも比較的高いハンデス耐性を誇ります。《チッタ・ペロル》と《黒神龍バグラザード》による制圧力は幅広いデッキタイプに対する脅威となり、デスフェニの種群と綺麗に噛み合う《スパイラル・オーラ》がデッキパワーを押し上げています。
■リースビート
速攻・ビートダウン弱体化の朗報を聞いてトリガー・ブロッカーを減らしたところに刺さる《誕生の祈》《森の指揮官コアラ大佐》が武器。《無頼勇騎ゴンタ》がプレ殿リストに入っていないこともあり、実はビートダウンの中ではほとんど影響を受けていない部類。「速攻・ビートダウンは消えた」と高をくくった相手に一泡吹かせてやりましょう。
■連ドラ
《コッコ・ルピア》による爆発力に加え、《翔竜提督ザークピッチ》によるハンデス耐性、ドラゴンを大量投入していることによる高いトップデック力が強み。《インフィニティ・ドラゴン》が1枚になったのは大きいですが、《フレミング・ジェット・ドラゴン》などまだまだ役者は控えています。
・・ちなみに、上のデッキに共通するのは「ハンデス耐性のあるデッキ」であって「ハンデスを武器にするデッキ」は入っていません。ハンデスの強さが目立つ中、相手もハンデス対策をしてくるのは自明。「マッドネス」というゲームを決める威力の対抗策が存在することからもハンデス主体でいくのは危険だと考えます。ハンデス後のフィニッシャー筆頭であるボルメテウスシリーズが使えないこともありますし、「ハンデス耐性があるデッキタイプ」が無難でしょう。